経済の変動において非常に重要な景気循環の動きを予測して、経済予測に取り入れる趣旨で研究会を設立しました。日本および米国の景気循環予測モデルと、それに基づく経済予測の結果を添付の論文に発表しています。ご参照いただき、さらにご批評、ご指導いただければ幸いです。
表題 | 内容 |
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地経学(Geopolitical Economics)による予測と改善戦略(試論) | 従来からある経済予測、景気循環予測に地政学的な事象の予測をドッキングさせた「地経学」の予測モデルである。予測に対する改善戦略も提起している。 本稿は試論であって、皆様のご批評やご識見を加えて、改善していきたいと願っている。 |
2019~2021年の経済予測、および景気循環の予測 | 向う3年間、2019~2021年の経済予測を行った。2020年、オリンピックの年までは緩やかな成長が見込まれるが、2020年末には景気後退に陥ると予測される。 米国はトランプ・デプレッションが懸念され、中国も供給過剰状態であり、世界同時不況に身構えるべき事態を考える。 |
2017~2019年の経済予測と日本再生戦略の強化策 | 向う3年間、2017~2019年の経済予測を行った。前回予測で心配していた低調の設備投資が若干復調し、輸出の好調も加わって2019年迄は緩やかな成長が見込まれる。また景気後退も起きない。 次の景気後退は何時か。景気循環予測モデルからは2021年には後退に陥いると予測される。米国は日本より早く後退が起きると予測され、更に米中貿易戦争が激化すると、2020年は要注意の年となろう。 |
2016~2018年の経済予測 ―景気循環の変貌、経済の衰退化の兆候― |
向う3年、2016~2018年の経済予測を行ったが、名目成長率1%前後の低成長が続き、更に慢性的な供給過剰に陥るという懸念が示されている。これは景気循環の変貌、経済の衰退化の兆候ではないかと恐れられる処であり、実体経済の立場から敢えて不振の原因、及び、これに対する経済再生戦略の提言を行う次第である。 |
最近の景気循環の変貌と経済発展・衰退段階論との接点 (2015年12月7日) |
最近の景気循環予測を行っていて注目しているのは日本、米国の景気循環のパターンが変貌して、かつてハロッド・ドーマーが提唱した均衡成長経路に類似してきていることである。設備投資の増勢が鈍いためであろう。このままいくと篠原先生が提起された経済発展・衰退段階論の中の衰退段階に陥りかねない。日本の再生戦略にも深く関連するので敢えて発表させていただくものである。 |
景気循環予測モデルによる2015~2017年の経済予測 (2015年9月30日) |
経済の変動の中でも大きな影響を及ぼす景気循環の予測モデルを作成し、日本経済は何時から景気上昇に入るか、何時まで上昇が続くか、GDP成長率は何%か、を予測した。 また消費税再引上げが予定されている2017年の景気も敢えて予測を試みた。 |
米国の景気循環予測モデルによる2015~16年の米国経済予測 (2014年12月29日) |
日本経済の予測に不可欠な米国経済の動向を、米国の景気循環予測モデルを作成して、GDP成長率を含めて予測した。 米国経済は日本より景気回復、上昇が1年ほど先行しており、15~16年と成長が続くが、16年後半には景気の天井局面に達する予測である。 |
日経平均、NYダウの株価予測モデル (2015年8月31日) |
信用経済は実体経済と並走しているが、独自のメカニズムをもって循環しており、実体経済より早目に下降して実体経済の下降のトリガーになる例が多い。 この株価予測モデルは、株価循環のメカニズムを分析して、株価の上昇局面入り/下降局面入りを予測しようとする試みである。 |
(本予測モデル 開発当初の論文) 平成大不況のマクロ景気循環理論による解明 景気循環計量モデルによる検証 (2008年5月30日) |
2008年に景気循環予測モデルを開発した当時の論文である。
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